それ じゃ 僕 にとって 君 は 何。 #15 え、僕の刀剣がおかしい?それ、君が言えることじゃないよね。見習い

Pretender Official髭男dism 歌詞情報

それ じゃ 僕 にとって 君 は 何

グッバイ それじゃ僕にとって君は何? 答えは分からない分かりたくもないのさ たったひとつ確かなことがあるとするのならば 「君はヨシオだ」 どーもワイです。 前編はヨシオ氏と出会った所まででしたね!! それからヨシオ氏との同じ寮生活が始まったわけです。 期限は1ヶ月。 取り返すべくヨシオ氏とロンドン市場1号2号結成した 入寮したワイは早速トレーディングルームを作りと150万をFXで取り返す生活が始まった。 その様子は過去のブログの記事を読んでくれたまえ🥺 取り返してやろうでロット張って増やしてゼロカしての繰り返し。 ある夜勤前ゴールドロングで入り下髭でカラレ30万飛ばし仕事を休んでしまった。 やる気がなくなり休んでしてしまった。 借金も650万から970万辺りまで膨れ上がってしまった。 根性を叩き直すべくある所へ向かった。 こちらだぁ 叩き直してもらったつもりだったが もちろんカードで 起きたら祝い金を飛ばした事を知り萎えてさらに5連休しクビになり寮を追い出される。 さよならヨシオ。 グッバイヨシオ。 アディオスヨシオ。 ヨシオとの思い出が脳裏を駆け巡る 同じ釜のタダ飯、同じ風呂釜のタダ風呂、スタバ。 地元から連れ添ったみな実をヨシオに預け ワイは20キロ先の新天地に向かった。 foreverYOSHIO!! 続 waifx.

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【Official髭男dism(ヒゲダン)/Pretender】の歌詞の意味を解釈

それ じゃ 僕 にとって 君 は 何

「寂しいわね。 せっかく花の女子高生がこんなに揃ってるのに、一人も恋してないなんて」 「自分だってそうじゃん。 しかたないよ。 だいたいうちは女子高だから、出会いなんてないよ」 「だよねぇ。 ああ、共学に行けば良かったー」 うちの学校は女子高。 それは、我が錦商業高校を語る際、女子の比率が高いことから、時々囁かれるネタではあった。 だけど僕は、数少ない男子として断固反論する。 「女子高じゃないから! 男子もちゃんと二割いるからっ! ここにいるからっ!」 正確には二割弱だけど、それでもちゃんと男子はいる。 僕自身は別に恋愛対象として見られたいとかは思わないけど、それと女子高扱いされて平気かどうかは別問題だ。 「ごめんごめん。 まあ冗談はさておき。 そんそれじゃ男子の意見も聞きたいな。 工藤君は、何か憧れの胸キュンシチュエーションとかない? 参考になるかもしれないから」 「えっ?」 さっきまでとは一転し、急に声の勢いが弱まる。 憧れの胸キュンシチュエーションって、言うの? この状況で? 気が付けば、みんな僕がどんな答えを言うか見守っていてかなり恥ずかしい。 下手なことを言うと、笑われるかドン引きされるかのどっちかだ。 だけど、胸キュンシチュエーションなんて僕は知らない僕にとって、それは無茶ぶりもいいとこだ。 それでも、何か言わなければこの場は収まりそうにない。 そう思って僕が出した答えは…… 「か、壁ドンとか?」 …………………… すべった。 みんな何も言わないけれど、誰もが期待外れとい顔に書いてある。 確かに流行りはしたけれどそれも結構前の事だし、テンプレすぎて参考も何もないだろう。 「私は、壁ドンよりは頭ポンのほうがいいかな」 「私は後ろハグ。 あっ、相耳やねじポケもいいな」 僕の答えにがっかりしたみんなは、口々にそれぞれの理想のシチュエーションを語り始める。 だけど頭ポンくらいなら何とかわかるけど、後半は何なのかまるで想像がつかない。 後で聞いてみると、相耳は一つのイヤホンを二人で使うこと、ねじポケは彼氏のコートなどのポケットに手をねじ込む事だそうだ。 それにしても、女子がそれぞれ思い思いの胸キュンを語る中、男一人というのは正直居づらい。 けど後から思うと、それはまだマシだったかもしれない。 何を思ったのか、角野先輩がペンをとった事から、事態は次の段階に移動した。 「よし、とりあえず構図の参考にしたいから、誰か頭ポンでもやって見せて」 「え、プロットは良いんですか?」 「とりあえずそっちは行き詰ってるから、気分転換に絵を描いてみる。 そうやっているうちに、いいアイディアが浮かぶかもしれないからね」 まあ、気分転換は大事だよね。 僕はそう他人事のように思っていたけれど、その時角野先輩の目が僕を捉えた。 「というわけで、工藤君やってみて」 「僕がっ?」 「だって、男子は工藤君しかいないじゃない」 たしかにそうだ。 女の子同士でやるよりは、一人は男の方が良いだろう。 それにしたって、皆の前で頭ポンって、それはかなり恥ずかしいんじゃないだろうか。 「じゃあと一人は……宮部さん!」 「了解」 一方次に指名された宮部さんには、一切何の躊躇も見られなかった。 そういえば、ケーキ作りの時も気軽に家に呼んだし、僕を男として意識していないんじゃないだろうか。 何だか悲しい。 こうして僕と宮部さんは頭ポンを実演することになったのだけど…… 「あの、これおかしくないですか?」 「ばっちりだよ。 ちょっとそのまま動かないでね」 意気揚々とペンを走らせる角野さん。 だけどやっぱりおかしい。 今僕の頭の上には、宮部さんの手が置かれている。 つまり、僕は頭ポンをされる側になっている。 「これって、普通男が手を乗せる側じゃないんですか?」 「細かいこと気にしない」 「この体制、結構きついんですけど」 宮部さんより僕のほうが身長があるため、高さを合わせようと中腰になるしかない。 デッサンが終わるまで、ずっとこの状態のまま動けないのは辛い。 対する宮部さんは、ただ手を置くだけなのでまだまだ余裕だ。 「工藤君、髪サラサラだね。 シャンプー何使ってるの?」 こんなことまで聞いてくる。 ちなみに僕の使っているシャンプーは、家族共通の、英語で書かれた何かだ。 足がプルプルと震えてきたころ、ようやく角野先輩から動いていいと指示があった。 「やっと終わった」 完成した絵を見るのは少しドキドキする。 何せ自分がモデルになっているんだ。 先に絵を見たみんなは口々に上手だと褒めている。 僕も絵を覗きこんでみた。 「……あの、これ誰ですか?」 確かに絵は上手いけど、そこに描かれていたのは、僕とも宮部さんとも似ていない二人だった。 「だって、参考にしたのはあくまで構図だもん。 顔は私のオリジナル」 そういえばそうだな。 それによく考えたら、自分が頭ポンされている絵なんて描かれても恥ずかしいだけだし、これで良かったんだ。 僕はそう思ったけど、なんだか宮部さんが不満げだ。 似せてほしかったのかなあ。 「これ、服が淡泊じゃないですか?」 宮部さんが言ったのは、思っていたものとは違っていた。 言われてみれば、絵の中の二人の服装は学校の制服でなく私服っぽかったけど、どこか地味な感じがした。 「だって、元々服を考えるのは苦手なんだよね。 資料があれば何とかなるんだけど」 なるほど。 服を描く技術はあっても、どんな服を着せるかはまた別のセンスが問われるという事か。 けど確かに宮部さんの言う通り、せっかく描くなら良い服を着せてほしいだろう。 「だったら、これ読んで勉強しましょうよ」 そう言って宮部さんは、さっきまで呼んでいたファッション雑誌を持ってきた。 「ちなみに私が好きなのはこの組み合わせです。 どうせなら、こんなのを描いてほしいです」 「おおっ、確かにこれ可愛い。 これ、ちょっと借りていい?」 「どうぞ。 思い切り可愛く書いてくださいね」 これでひとまず服装問題は解決したみたい。 だけど、恋愛観に服のデザインと、漫画を描くのって単に絵が上手いだけじゃダメなんだな。 角野さんが越えなきゃいけないハードルは、まだまだ沢山ありそうだ。 「それにしても、やっぱり生の恋愛の話が聞けないのは辛いわ。 ねえ、誰か知り合いに恋愛経験のある人がいたら教えて。 参考にしたいから」 みんなに向かってそう言っていたけど、望み薄そうだな。 そんなことを話ながら、今日も家庭科部は一日を終えるのだった。 相変わらず、家庭科部っぽいことは何一つやってないな。

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「君の運命の人は僕じゃない」|あゆみ / ayumimu|note

それ じゃ 僕 にとって 君 は 何

ドクターの非道な研究を、僕は知っている とは言え、それは彼の記録であり、まだ証拠はない。 ドクターの仕事が終わるまで、僕は怪しまれないように検査を受けた。 「おお、目が覚めたか、どうじゃ? 体に違和感はないか?」 ドクターの笑顔が、今は恐ろしい。 死体を加工していた事を、僕は知っている。 でも、それは僕の思い込みに過ぎないのかも知れない。 恐怖という感情を外して見れば、いつものドクターと笑顔は変わらないのだ。 「1年前、君の脳波は沈黙した。 瞳孔観察・顔面刺激・気管刺激・眼球刺激・呼吸テスト・血圧と体温の測定を行い、6時間後に再検査した結果、脳死と判定した。 しかし、君の個性は正常に肉体を維持していた事から例外として、生命維持が行われておった」 そもそも僕の血圧は一定で、短時間の測定に差は出ない。 僕の心臓は停止し、彼によって補われているからだ。 血液は送り出されるのではなく、自発的に移動している。 「血液として機能していた君の個性は、脳が沈黙している間に神経を侵食した。 それは当然、脳も例外ではない。 個性は神経の機能を代行し、一見すると正常に情報を伝達しておる。 しかし全身の電圧を測定した結果、電圧の変化は脳しか起こっておらん。 つまり脳から発せられた信号は、末端に届かないままーー見ての通り、それでも正常に肉体を動かしておる」 彼に頼んで、僕は体を動かしてもらっている。 と言っても彼の意識は、彼の肉体と共に失われた。 正確に言うと脳波の共鳴によって、彼の脳波に干渉し、個性を使っている。 だから僕の体を動かしているのは僕ではなく、彼の個性なのだ。 「そもそも君の脳は活動を停止しているのじゃろう。 君の頭部から検出されている脳波は、実際に脳から検出されているのではない。 狂気の波長と同じなのじゃよ。 彼女の波長と共鳴した君の波長は、その際に同じ物になってしまったのじゃ。 その仮説を裏付ける証拠として君の波長の出力は、心臓の位置から放たれる彼女と同じ出力になっておる。 同調した今は、君と彼女の波長を見分ける事はできん」 さっき言われた通り、僕は1年も眠っていたらしい。 雄英高校の受験まで、あと半年もない。 おまけに僕の勉強は1年も遅れている そういう訳で、さっそく勉強を始めた。 ひたすら僕は3月ほど、大人しく勉強した。 そして秘密の通路へ忍び込み、その先の地下施設を視認する。 ドクターの忙しい昼間に決行したけれど、代わりに黒い怪人が待ち構えていた。 彼の記憶で見た、あれもドクターの造った死体だ。 たしか正式名称は、改人脳無。 「同胞カ。 ダガ、誰モ通スナ ト言ワレテイル」 問答無用で殴りかかってくる。 あまりにも速く、反応はできなかった。 壁に押さえつけられ、体を潰されそうだ。 しかし僕の体は、彼の黒血で補強されている。 僕が思っている以上に、黒血の強度は高かったらしい。 そうしている間にドクターが、やってくる。 「ようやく彼女は彼だった、という事に気付いたのかな。 うっかり呼び方を間違える心配はなくなった訳じゃ」 僕は彼と共鳴した。 その際、彼の波長によって、脳を乗っ取られている。 逆に今の状態は彼の波長を、僕が乗っ取っている。 そうして何らかの方法で情報が漏れる可能性をドクターは考えていたはずだ。 「今も研究は続けているのですね」 「もちろんじゃよ。 あれはワシの人生の全てじゃ」 「警察に捕まれば研究はできなくなります。 だから法に触れない方法にしましょう。 今からでも間に合います」 「それは無理じゃな。 ワシは悪意をもって研究しているのではない。 人を傷付けるためでも、人を憎んでいる訳でもない。 研究するために研究しておるのじゃ。 その研究に人を使うのは必要だからじゃよ」 「他の生物ではダメなんですか?」 「たしかに人ではない生物に個性が発現した事もある。 しかし、やはり個性が発現するのは人類じゃ。 そうでなければヒーローの仕事は、個性の発現した害獣の駆除になっていたじゃろう」 ドクターは僕にとって善い人だ。 でも、ドクターにとって研究は他人に譲れない物なのだろう。 「ドクターに捕まって欲しくありません。 だから罪を犯さないで欲しい」 「君が黙っていれば、これまで通りに過ごせるな」 「分かりました。 でも、僕をドクターの側に置いてくれませんか」 「おお、そうか。 では色々と手伝ってもらおうか」 まずはドクターの研究について知るべきだろう。 そうして変えられる部分を探して行きたい。 人を傷付けなくても、ドクターが生きて行けるようにしたかった。 「雄英高校の受験は止めた方が良いですか?」 「いいや、ワシは止めんよ」 「良いんですか?」 「ワシが捕まったら無駄になるじゃろう。 それでも行くと言うのなら止めはせん」 なんだろう。 まるで捕まる事が前提のようだ。 ドクターは捕まりたくないはずだろう。 「ありがとうございます。 ちゃんとヒーローになって恩は返します」 「あちらも仕上がっておるじゃろう」 「あちら?」 「ワシの協力者の事じゃよ」 死体の出所か。 地下施設は霊安室に通じている。 しかしドクターの求める個性を持つ、死体が見つかる可能性は低い。 だから死体や個性を集めている協力者がいるはずだった。 「おや、その子は?」 「ラグちゃんの職人じゃよ」 ドクターの研究施設を訪れた、その人は黒い霧のようだった。 しかし、ドクターの改人脳無も似たような個性を持っている。 もしかすると個性を増やして、他人に移植できるのか。 当然、僕の中にいる彼の個性も量産されている可能性がある。 ーーううむ、まだ次の製造まで時間が掛かるからのう ーー知能が高すぎるのも問題じゃな。 次は、ほどほどにしておいた方が良いかも知れん 彼の記憶にあったドクターの言葉だ。 どこかで彼のような武器が、量産されているのかも知れない。 この研究施設ではない所に、別の製造施設があるのだろう。 ドクターは研究に執着している。 昼は病院を経営し、夜は地下で人体実験だ。 ドクターの側に付いてから、いつ寝ているかと心配になる。 「ドクター、寝てください! 死んだら研究できませんよ!」 「寝るくらいなら研究するわ! 対策は施しておるから健康に問題はない!」 夜は寝ていると思ったら地下にいるのだ。 まさか、こんな生活を繰り返していたのか。 こうして側に居て、初めて気づく事もあった。 製造した物に愛称を付け、自分の子供のように言う。 ドクターが好奇心や探究心のために研究しているのならば、それは余分な要素だ。 その愛情は人ではなく、製造物に向けられている。 「どうしてドクターは、作品を子供のように思っているのですか?」 「もちろん大切に思っておるからじゃよ」 それは素晴らしい物を造り出し、それを所有しているという欲なのか。 例えば子供に対して向けられ、親は子と同一化することで満足を得る。 しかし、その子の価値が下がれば、同時に親の価値も下がったと感じてしまう。 その時、親は自身の価値を保全するために、子を切り捨てるのだ。 そうして子を叱ったり、あるいは無関心を装う。 それなのに成功すると人が変わったように喜ぶから、子は混乱する。 どちらにしても自身の痛みから目を逸らし、他人に押し付けているに過ぎない。 「ドクターは人が嫌いですか?」 「必要があるから人を使っているだけじゃ。 他に有用な材料があれば、そっちを使うに決まっておる」 あるいは人に向けるべき愛情を、物に向けているのかも知れない。 人に対する無関心は、そもそも見たくないという感情から生まれる。 その人の嫌いなものこそ、その人が求めているもの、という事もある。 例えば極端に犯罪を嫌う人こそ、本当は犯罪を犯したいと思っている事がある。 これも自身の痛みから目を逸らし、他の物に押し付けていると言えた。 とは言え、1つの予想に固執するのは良くない。 複数の予想を同時に考えるべきだ。 そうしてドクターの事を調べ回っていると、職員から話を聞けた。 「ドクターって無個性なんですか?」 「院長の事だから下手に言えないけどね。 もちろん無個性だからと言って、院長が劣っている訳ではないよ」 これなのかも知れない。 その夜、僕は予想をドクターに話してみた。 「どうしてドクターが研究に執着しているのか分かったのかも知れません」 「どうしても何も、飽くなき好奇心と探究心じゃよ」 「それはドクターが心の痛みから目を逸らした結果、そう思い込んでいる可能性があります」 「そうかそうか、それで?」 ドクターは左から右へ、話を聞き流し始めた。 「ドクターも痛みを受け入れましょう。 そうすれば、もう研究に執着する必要はなくなります」 そうすれば、わざわざ非道な研究をする必要はなくなる。 その執着は、痛みから目を逸らした結果に過ぎないからだ。 痛みを自覚すれば、甘い夢から覚める。 「まず、同一化。 ドクターは創造物と自分を重ねる事で、それを自分の事のように感じています。 創造物の価値は、そのままドクターの価値です」 「次に、人間嫌い。 ドクターは人を嫌っているものの、その感情を自覚できない無自覚の状態にあります。 死体を加工して罪悪感を抱かないのは無関心なのではなく、そもそも人を嫌っているからです」 「最後に、無個性。 ドクターが無個性と聞いて、思い出したのは僕の診察です。 あの時、ドクターは突き放すような言い方をしました。 単に調子が悪かったという可能性もあるけれど、同じ無個性ならば思う所もあったでしょう。 "諦めた方がいいね"、それは自身に向けた言葉だったように思います」 「この事から、ドクターは好奇心や探究心から研究をしているのではないのでしょう。 人から与えられた無個性という痛みから目を逸らし、その痛みを創造物に押し付ける事で、個性の研究に執着しています。 そうして優れた研究成果と自分を同一に視て、無個性だった自分に満足を得ているのではありませんか?」 自分の痛みについて考える切っ掛けになってほしい。 人は痛みと向き合わなければ成らない。 そうしなければ歪みとなって現れてしまう。 「まさか無個性を捨てた君に、そう言われるとは思わなかったよ」 「そうですね。 無個性を捨てた僕は、無個性に対して説得力に欠けます」 そう言う自分は何なのか、という問題になる。 僕が最初に犯した、消えない罪だ。 「それにワシは無個性ではないよ」 そう言ってドクターは、肌を薄く傷付ける。 すると、その傷は見る間に治ってしまった。 「あの子らに与えた超回復の元となったのは、ワシの個性じゃ」 それは、どうだろう。 超回復を自身に移植した可能性もある。 しかし、僕の目的はドクターを追い詰める事ではない。 ただ、自身の痛みについて考えてほしいのだ。 「もう雄英高校の受験まで時間もないじゃろう。 ワシに時間を割く余裕はあるのか?」 「僕にとってはドクターの方が大事です」 「誰が受験料を払うと思っておる。 ワシのためを思うのならば無駄に時間を使うでない」 そういう訳で僕は、ドクターの側に居られなくなった。 しかし雄英高校の受験を終えると、またドクターの側へ付くようになる。 狂気の波長は治ったけれど、僕は入院した扱いのままだ。 これを機会にドクターから退院を勧められ、共同住宅の部屋を借りた。 初めての入学式が終わったら、さっそく個性把握テストだ。 対人戦闘訓練の相手は、爆豪さんと飯田さんだった。 そうして初めて行う学生としての生活が始まって数日後、僕は夢を見る。 それは授業中にヴィランの襲撃を受ける夢だ。 単なる夢ではなく、彼から伝わっている。 まるで彼に忠告されているようだった。 彼の事なので、きっと何か意味はあると思う。 なので僕は夢の内容を、先生へ伝える事にした。 「その彼とやらを信じる合理的な理由はないな」 「そうでしょうね」 「緑谷。 予知の個性は、どうやって、その存在を確かめると思う?」 「予知の結果を積み重ねる事で、その証拠とするのでしょう」 「そういう事だ。 その予知を信じるに足る証拠が不足している」 「人に対する信用と同じですね」 僕に対する信用もないという事だ。 入学から間もなく、それは当然の事だろう。 これから証拠を積み重ねるとしても、もう残された時間はなかった。 でも僕は、彼を信じている。 彼の予知で、襲撃するヴィランの中に知っている姿があった。 それはドクター製造物であり、ドクターは事情を知っているはずだ。 「ああ、ワシの子を貸し出しておるよ」 「その事をヒーローに証言してもらえませんか?」 「お断りじゃ」 ドクターを警察へ突き出そうか。 でも、研究ではない生き方をドクターに見つけてほしい。 ドクターにも良い所はあると僕は知っている。 昼の間に限れば、尊敬される医院長なのだ。 「それに貸し出してしまった子は、仕事が終わるまで戻らぬよ」 「その子は、どの子だったんですか?」 「最近まで、ここの警備を担当していた子じゃよ」 あの速くて、強くてーー 「同胞カ。 ダガ、誰モ通スナ ト言ワレテイル」 ーー喋る改人脳無だ。

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