レスポンデント 条件 づけ。 古典的条件づけとオペラント条件づけ、違いを説明できますか?

レスポンデント条件づけ(古典的条件づけ・パブロフ型条件づけ)

レスポンデント 条件 づけ

> > 11- 古典的条件づけ 学習とは「 経験によって生じる比較的永続的な行動の変化、それを生じさせる操作、及びその過程」をさします。 ここでは基本的な学習である「古典的条件づけ」について説明します。 古典的条件づけとは 古典的条件づけは、 Pavlov,I. P( パブロフ)が犬の実験で発見した学習の1つであり、「レスポンデント条件づけ」(パブロフ型条件づけ)とも言われます。 生理的な反応(唾液がでる)をもたらす刺激A(食べ物など)に「先行して」、他のある刺激Bを与え続けます。 それによって、生理的な刺激Aが無いとしても、ある刺激Bだけで同じ生理的な反応が生じるようになる現象が古典的条件づけです。 条件づけを行う対象となる刺激(例:ベルの音) 条件刺激 CS 条件づけに基づき反応を起こす刺激。 中性刺激が条件づけされると、条件刺激と呼ばれる。 (ベルの音:条件づけ後) 条件反射 CR 新たに条件刺激に対して形成された反応。 条件刺激によって生じる無条件反射は、条件反射と呼ばれる。 条件づけがされると、犬は、ベルの音(条件刺激CS)を提示すると(肉粉を提示しなくとも)、唾液という反応(条件反射CR)を起こすようになりました。 古典的条件づけの方法は、無条件刺激と中性刺激を一緒に提示する、すなわち「対呈示(ついていじ)」によって行われます。 提示の順番は、中性刺激が先で(予報的信号)、その後に無条件刺激を提示する「先行性条件付け(順行条件づけ」が有効とされます。 条件刺激が無条件刺激に後行する「逆行性条件づけ(逆行条件づけ)」は学習結果が不確かであるとされます。 高次条件づけ : 高次条件づけとは条件刺激を無条件刺激の変わりに用いて、新たな条件刺激の条件づけを行うことです。 犬に対して、新たな刺激の「光」と条件刺激となった「ベルの音」を対呈示し条件づけがなされると、「光」の刺激を与えることでも、条件反射「唾液が流れる」が生じるようなります。 条件づけの段階数から、2次条件づけ、3次条件づけと呼びます。 強化、消去とは 強化と強化子 : 強化とは、刺激と反応に関連づけをもたらすことを指し、古典的条件づけの対呈示が強化に当たります。 無条件刺激を「強化子」と呼びます(例:食べ物)。 消去 : 消去とは、条件づけが減衰すること、及びその過程のことです。 消去は、一旦条件づけが成立した条件反射において、無条件刺激を与えないで条件刺激のみを繰り返し呈示することで生じます。 消去においては、大脳皮質に反応を抑える過程である「制止」が起っているとされます。 消去を途中で、中断すると、休止期間中に条件反応の強度が回復する現象を「自発的回復」といいます。 恐怖条件づけとは 恐怖条件づけとは、恐怖反応(すくみ等)を起こす刺激とそうでない刺激を条件づける古典的条件づけのひとつです。 行動主義心理学の創始者である Watson,J. (ワトソン)が研究し、アルバート坊やの実験が有名です。 恐怖条件づけは、動物が危険を予測する一種の防衛反応です。 恐怖反応を起こす刺激と、その体験時の文脈(視覚、聴覚などの情報)が条件刺激となり、「恐怖記憶」として形成されます。 そのため、その体験時の文脈の刺激によって恐怖反応が表出します。 精神疾患のPTSDは、恐怖記憶が要因であると考えられています。 自然回復するとされていますが、認知行動療法(暴露法)が有効な一つとされ、恐怖刺激が消去されると考えられています。 > 学習 >• 11- 古典的条件づけ•

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古典的・レスポンデント条件付けとオペラント条件付けとは?違いと例は?

レスポンデント 条件 づけ

古典的条件づけとは、ある刺激と別の刺激との対呈示関係によって生じる学習である。 古典的条件付けは、レスポンデント条件付けとも言われる。 特定の対象や場間に対して起こす過剰な恐怖、不安反応を消去するために施す行動療法の中の技法の原理としても使われている。 美男美女ではなく、ルックスだけの好感は少ないお笑いタレントがCMで紹介している商品に好感 CR2 を持つのは、バラエティ番組などでみたコント・漫才などに対する好感 UR がそのタレント CS1 に対する好感 CR1 となり、さらにCMで紹介している商品 CS2 に新たに条件づけられたと説明できる。 このように、生得的行動をもとに形成された条件づけを 1次条件づけと呼んだとき、これを元に新たな条件づけを形成することを 2次条件づけという。 これに対し、 2次条件づけの順序を入れ替初めて、初めて見るお笑いタレント CS1 が商品 CR2 を紹介しているCMを先に見て、あとからバラエティ番組でそのお笑いタレントのコントをみて好感 CR1 を抱いた場合、CMの商品に対しても好感 CR2 を抱けば、これを 感性予備条件づけという。 刺激および反応の連合についての学習という観点から、 オスのウズラに丸木(CS)を見せてからメスのウズラ(US)を交尾させる。 こうして、丸木への接近反応(CR)が獲得された。 のちに、丸木を見せずに4匹のメスと交尾させ、USであるメスの価値を下げると、丸木への接近反応(CR)が減った。 つまり、US(メスの価値)がCR(丸木への接近反応)を誘発しており、CSである丸木とUSであるメスの価値が結びついていると言える。 このヒリアードとトムソン(1995)の丸木とウズラの実験より、古典的条件づけは S-S連合であると考えられている。 複数の刺激のうち、あるもの 例えばの音 をUS エサ と対提示し、別の刺激 ベルの音)はエサを対提示しなければ唾液はの音がしたときにだけ誘発されるようになる。 このように複数の刺激のそれぞれに異なる反応が対応して結びつくことを 分化あるいは弁別という。 最初にある刺激 A に条件づけを行うと、その後にもう一つ別の刺激 B を加えた複合刺激 AB に同じ条件づけを行っても、 付加された刺激Bに対しての条件づけが検出されない現象を 阻止()という。 パブロフは犬に円と楕円を区別する課題を行い、失敗すると餌を与えないという課題を行った。 楕円が円に近づいて課题が難しくなると静かだった犬が興奮し、吠えて暴れ回るようになった。 また、すでに学習していた円と楕円の弁別学習は崩れさった。 パブロフはこれを人間の病的状態に類似していると考え 実験とした。 条件刺激が新たに無条件刺激の代理となって無条件反応と同等の条件反応を引き起こすというパブロフの理論を 刺激置換理論という。 分化条件づけとは、複数の刺激を区別する学習であり. 正刺激をUSと対呈示し、負刺激をUSと対呈示しないという手続きにより、前者の刺激下で反応が生じ、後者の刺激下では反応が生じなくなるように条件づけをすることである。 サウナに入ったときなど身体の温度が高くなりすぎた時には、発汗作用が起きてその温度を低めようとするように、環境が変化しても内部の状態が一定に保たれるという生物の身体のしくみの特徴を という。 複合条件づけにおける弱い条件刺激は条件反応を引き起こさないことの説明として、複数の成分からなる刺激に条件づけを行った後に個々の成分刺激を単独に呈示して条件づけの程度を調べると、ある刺激にはほとんど、あるいは全く条件づけが形成されていない現象を 隠蔽という。 自動反応形成( オートシェイピング)とは、ブラウンと 1968 が発見した手続であり、キーの点灯と餌を対呈示することでハトのキーつつき反応を形成できると報告した現象である。 従来の漸次的接近法と異なり、刺激を対呈示するだけの、行動変容を監視する必要のない「自動的な」手続きである。

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古典的条件付け / レスポンデント条件付け(classical conditioning / respondent conditioning)

レスポンデント 条件 づけ

古典的条件付け レスポンデント条件付け とオペラント条件付けは、いずれも学習に関する心理学用語で、子どもの学習方法の進化にも大きな影響を与えています。 しかし、そもそも言葉を知らない人が多く、また、言葉は知っていても「違いは?」、「それぞれの具体例は?」と聞かれてパッと答えられる人はあまりいません。 この記事では、古典的条件付け レスポンデント条件付け とオペラント条件付けの概要、2つの条件付けの違いと具体例について紹介します。 古典的条件付け レスポンデント条件付け とは 古典的条件付けとは、中性刺激と無条件刺激を繰り返し対呈示することで、中性的な刺激によって生理的反射を引き起こすようにすることです。 生理的反射 無条件反射 :生き物が本来持っている反応• 生理的刺激:生理的反射を引き起こす刺激• 中性刺激:無条件反射を引き起こさない刺激 英語では、「Classical conditioning」もしくは「Pavlovian conditioning」と表記し、パブロフ型条件付けやレスポンデント条件付けと訳されることもあります。 古典的条件付けの具体例 「パブロフの犬」 古典的条件付けの具体例としては、「パブロフの犬」という実験が有名です。 「パブロフの犬」実験は、ソビエト連邦 現ロシア の生物学者イワン・パブロフが行った実験です。 実験内容は、次のとおりです。 犬は生まれつき「唾液を分泌する」という生理的反射を持っている前提で、内容を確認してください。 犬に特定の音 中性刺激 を聞かせる メトロノームだと言われている• 犬に餌を与える 生理的刺激• を繰り返す• 犬は、特定の音を聞いただけで唾液を出すようになる 1. の過程が条件付けです。 条件付けが完成後は、犬の唾液を引き起こす特定の音を「条件刺激」、唾液を閔妃つすることを「条件反応」と呼びます。 つばの分泌が無意識的に調節されている点において、通常の学習とは異なっています。 古典的条件付けについて、より専門的かつ詳細な内容が知りたい場合は、関連記事を読んでください。 関連記事(外部リンク) オペラント条件付けとは オペラント条件付けとは、特定の自発的な行動をした時に、報酬 正の強化刺激 や罰 負の強化刺激 を与えることで、その行動を強化もしくは弱化させることです。 オペラントとは、オペラント条件付けを体系的に研究したアメリカの心理学者バラク・フレデリック・スキナーが、自発的に行動するという意味の「operate」をもじって造った言葉です。 正の強化刺激:オペラント行動 自発的な行動 の出現頻度を高める刺激• 負の強化刺激:オペラント行動の出現頻度を低める刺激• 強化:オペラント行動の出現頻度が高まること• 弱化:オペラント行動の出現頻度が低まること 英語では、「operant conditioning」もしくは「instrumental conditioning」と表記されます。 オペラント条件付けは、心理学の領域にとどまらず、運転などのスキルトレーニング、アルコールや薬物などの治療、発達障害の子どもの療育、リハビリといった分野で現在も応用されています。 関連記事 オペラント条件付けの具体例 「スキナー箱」 オペラント条件付けの具体例としては、「スキナー箱」という実験が有名です。 「スキナー箱」実験は、オペラントの名付け親であるスキナーが行った実験で、内容は次のとおりです。 スキナー箱 レバーを押すと餌が出てくる仕組みが設けられた箱 を準備する• スキナー箱に、食事を与えていないネズミを入れる• ブザーが鳴った時にレバーを押すと餌を与えるようにする• ネズミは、ブザーの音を聞くとレバーを押すようになる スキナー箱は、オペラント行動の出現頻度を高める正の強化の例です。 古典的条件付けとオペラント条件付けの違い 古典的条件付けとオペラント条件付けの基本を確認したので、次は2つの条件付けの違いについて見ていきましょう。 古典的条件付けとオペラント条件付けの違い1:受動か能動か 古典的条件付けは、パブロフの犬実験に代表されるように「受動的な」条件付けです。 パブロフの犬以外では、梅干しの例が有名です。 最初は、梅干しを見ただけでは唾液は分泌されず、梅干を食べた時に唾液が分泌されますが、食べ続けるうちに梅干を見ただけで唾液が出るようになります。 一方のオペラント条件付けは、「能動的な」条件付けです。 スキナー箱の実験では、ネズミの自発的な行動に対して報酬を与えることで、その行動の出現頻度を上げていました。 他にも、子供がテストで良い点数を取ったらご褒美をあげることで、子どもの勉強する頻度を高めるというのもオペラント条件付けです。 このように、オペラント条件付けは、報酬や罰によって、人や動物の能動的な行動の出現頻度を高めたり低めたりします。 古典的条件付けとオペラント条件付けの違い2:随意か不随意か 古典的条件付けによる行動は、元々は生き物が本来的に持っている反射によって引き起こされる、不随意 自分の意思ではコントロールできない 反応です。 例えば、パブロフの犬実験において犬が唾液を分泌するのは、不随意反応です。 一方で、オペラント条件付けによる行動は、元々持っている反射とは関係なく、生き物が自発的に行う随意反応です。 スキナー箱実験において、ネズミはレバーを押すのは随意反応です。 オペラント条件付けについて、心理学的な視点からより詳しく知りたい場合は、関連記事を読んでください。 関連記事(外部リンク) オペラント条件付けと学校教育 オペラント教育 オペラント教育とは、子どもの自主的・自発的な行動を尊重しながら、オペラント条件付けの理論や方法を活用して、子どもの良い行動を伸ばし、悪い行動を減らしていく教育です。 オペラント条件付けを活用した教育をまとめてオペラント教育と呼ぶことがあるのです まだ、一般的に浸透した呼び方とまでは言えません。 例えば、生徒がテストで良い点を取ったり、困っているクラスメイトを助けたりしたらたくさん褒め、より勉強したり、クラスメイトに優しく接したりするよう促します。 一方で、クラスメイトを叩いたり、教室内の物を壊したりしたら見逃さずに指導し、暴力を止め、落ち着いて行動することを覚えさせます。 オペラント条件付けを活用した教育は、家庭においても手軽に実践できるもので、実際に家庭向けの教育プログラムも開発されています。 関連記事 オペラント条件付けを活用した教育プログラム 治療プログラム• シェイピング法:一定の行動を獲得させるために、行程をスモールステップに分けて成功体験を積ませながら、最終的に目標とする行動を獲得させるプログラム• トークンエコノミー法:子どもが特定の良い行動をした時に、ご褒美を与えて強化するプログラム• ペアレントトレーニング:発達障害の子どもを持つパパママを対象とした、子どみの好ましい行動を増やし、好ましくない行動を減らすためのテクニックを、パパママが身につけるためのプログラム 関連記事 まとめ 古典的条件付けやオペラント条件付けの考え方が示されたのは数十年前ですが、心理学の世界や教育現場では、今でも基礎的な知識として学ばれています。 また、条件付けに基づいた治療プログラムや教育プログラムも次々に開発されており、子どもの知育や教育を考える上で知っておきたい知識の一つです。 特に近年、オペラント条件付けを活用した、発達障害の子どもに対する教育プログラムや、発達障害の子どものパパママに対するペアレントトレーニングが注目を浴びるようになっているので、発達障害の子どもを育てるパパママには、ぜひ知っておいてもらいたいところです。 ikujilog.

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